「月経だから、多少の出血はあたりまえ」なんて、あまり出血に慣れてしまわないようにしてください。その後、彼女はもう一度、前回と同じような息苦しい状態があらわれたので、すぐに病院を訪れました。今度は、月経がなかなか止まらなかったようです。そこで血液を調べてみると、やはり貧血になっています。つづけてはかっていた基礎体温を見ると、まだ排卵していません。まず、止血剤を数日飲んでもらいました。それでも止まらないので、今度は、ホルモン剤の服用で、排卵したと同じような状態をつくり、長引いていた月経をストップさせました。その後は、薬を飲まずに様子を見ていると、少しずつ月経の量と周期が定まってきて、よいリズムができ、貧血も起こらなくなりました。大人になったのですね。このケースは、月経量が多い過多月経で、月経トラブルの中では比較的多いものです。彼女の場合、とてもよかったのは、「体の調子がおかしいな」と思ったときに、学校の養護の先生に相談したことです。そこで、なるべく早く産婦人科へ行って診てもらうよう、適切なアドバイスを受けることができたのです。