必要以上に励ましたりハッパをかけたりしない

2011-02-21

「頑張れ」は思いやりの発露ですし、そして高い志を持つことの尊さを説く気遣いの言葉です。でも、こどもは学校と塾のダブルスクールで疲労がたまっているのがふつうです。平日に宿題をやろうとすると夜中までかかる。平日にこなせない宿題は土日にまわす。宿題が多すぎたり、学校の行事が重なったりすると、土日にまわした宿題もこなせない。土日にゆっくりできないから疲れが取れない。だから平日も疲れで集中できない。中学受験は体力勝負と思えるときがあります。そうして疲れがたまって体力も気力も限界のときに「頑張れ」と言われても、「これ以上どう頑張ればいいんだ!」と反発したくなり、また、余分に力が入ってかえってペースを崩す原因にもなります。ウソでもいいから「よく頑張っているね」「そんなに頑張らなくてもいいよ」と声をかけてあげれば、こどもの肩の力が抜けます。こどもがなかなか行動変容を起こさないとき、外見上はタラタラしているように見えても、何かしらのスランプに陥っているかも知れません。表面だけでこどもを判断する大人は、こどもの心に触れることができません。こどもに乗り移ってこどもの心に触れることの出来ない大人は、こどもの力になってあげられません。

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