「ハイファイ=高音質」という言葉が、コンポーネントステレオなど高級機種とラジカセなどを区別するための言葉だったため、CDの登場で死語と化してしまった。また、低価格化がいかに音楽市場を爆発的に広げ、大衆化したか、数字で見てみよう。八四年から二〇〇四年までの二十年の間に、「CDプレイヤー」は累計三千七百三十七万台が出荷されている。アナログレコードプレイヤーが四十二年かかってやっと二千三百四十一万台でしかなかったのと対照的である。
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そして、その「CDプレイヤー」のうちの実に七四%、二千七百七十九万台が「ポータブル型」つまり安価なウォークマンタイプなのである。加えて、この「CDプレイヤー」とは別に「CD付きラジカセ」が八六年から二〇〇四年までの間に五千二百二十五万台も出荷されている(電子情報技術産業協会による)。