化粧品の欧米化が進んでくると、原料メーカーの動きもはっきりとみえてきます。食品化学業界では、アミノ酸系の合成界面活性剤が続々と開発されています。消費者はサプリメントや健康食品などでアミノ酸という文字が書いてあると「体に必要な栄養素」と思うでしょうが、アミノ酸から作った合成界面活性剤は別です。アミノ酸系の合成界面活性剤のほとんどは、合成界面活性剤の中でも一番危険な洗浄用の界面活性剤であり、「アミノ酸だから安全だ」などというのはとんでもない間違いで、合成界面活性剤はアミノ酸系のほうが危険なのです。「石けんはアルカリですが、アミノ酸石けんは酸性です」というキャッチコピーは、40年以上も前から使い続けてきた初歩的なダマシ技です。
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こんな言葉にだまされないようにしましょう。合成樹脂業界は、合成ポリマーの開発を続けています。基礎化粧品のみならず、肌荒れを隠す厚い皮膜剤として、シワを消しツヤを出すファンデーションや雨や海水に落ちないファンデーションや口紅のために。さらに、紫外線が強いぞと脅かすサンスクリーン化粧品の基剤用としても。もっとも、サンスクリーン化粧品の場合は基礎化粧品の場合と違って、それなりに意味があります。
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