下見に行く前、ここがチェックポイント

2011-09-19

先に「部屋探しは間取り図に始まり、間取り図に終わる」と書いた。たしかに間取り図を見ると、部屋のレイアウトの上に、扉、窓、付帯設備などがほぼ現実どおり描かれている。しかしここで、できる限りイマジネーションを働かさなければならない。窓はどう開くのか、引き戸か観音開きなのか。戸を開けるのに邪魔になる設備がないか。「押し入れ」があっても、その上の天袋までは明記していない。部屋の段差、ロフトの階段が可動式か、どんなタイプの床の洋間か、など。図面上だけでは知ることができないことも多いからだ。「新築中なんで、図面を見たら。洗と四角く囲ってあるので、洗濯機置き場だと思っていたんです。ところが引っ越してきたら、台所には朝シャン台が。結局、俺がメシ食ってる横で、彼女が歯を磨いてるんス。カーツ、ペッペッとかいって」(練馬区・よしおさん・26歳)要するに、間取り図では洗濯と洗面の区別がつかなかったわけだ。悲しい。エアコツの位置も知ってて、間取り図でちゃんと計って家具を買っちゃったんですう。でもしようがないな、ぐらいにしか思っていないのかもしれない。サカイ引越センターホームページへ。では、実際の保険がどんなものかを紹介しよう。新宿のTさん(23歳・美大生)が加入した(させられた?)火災保険は、基本の保険料1万190円に個人賠償責任と借家人賠償責任の特約をプラスして、2年間で1万5000円。これで、万が一、火災にあったときにいくら支払われるのかというと、家財一式で613万9000円。火災や破裂、爆発事故などを自らが起こして、貸し主に対して法律上の損害賠償責任を負担した場合には最高限度額1000万円。それから、飼い犬が他人にかみついて傷つけた場合などに最高1000万円。この金額が十分だと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれだろうが、万が一のときには、せめてこれくらいの賠償能力は持っていたほうがいいと、思わないかい。この機会に、自分の家財道具が総額いくらくらいになるのか計算してみるといいかもしれない。意外と少ない金額にガクゼンとしないように。それから、自分の実家が保険代理店をやっている場合などは、「大家が定めた保険と同額の保険に個人的に加入すること」はなんら問題はない。多くの場合、不動産屋が保険代理店となっているので、多少イヤな顔はされるかもしれないが、そのくらいのことでカタカタ言う不動産屋には「そんなに小銭が欲しいの?」ぐらいのイヤミを言ってもバチは当たらないぞ。