日本のブランドを世界のブランドに育てようと、ユニクロ、無印良品、日本では「靴下屋」の店舗名で知られるダンの挑戦が始まった。ユニクロは、2001年9月にロンドンとその近郊に4店の海外店舗を初出店した。立地に応じて店舗スタイルを変え、イギリスの市場特性にマッチする形態に調整する計画だという。ユニクロが英国を海外進出の最初の舞台として選んだ理由は、世界の有力小売業が集結しているマーケット事情にある。イギリスでは、SPAの元祖GAP(ギャップ)、イギリス版GAPといわれるNEXT、新興SPAのH&M(ヘネス&モーリッツ)が熾烈な戦いを繰り広げている。そこで成功すれば、その後に計画している他国への出店の基盤作りになると考えているのだ。ユニクロの目標は3年間で50店舗。オープンした4店は開店前には行列ができるなど滑り出しは上々で、目標の売上を上回っているというが、1月に突然現地法人社長のポムフレット氏が辞任を発表している。理由は明らかにされていないが、海外事業の成否は本社と進出先との歩み寄りにかかっている。ユニクロの海外事業がどうランディングするかは、まだ予断を許さない状況だ。