最近は一般企業でも看護の知識・技術をベースにした、いろいろな仕事が考えられています。臨床看護師を体験した看護師出身者なら、患者さん(今度は顧客)の立場に立っていろいろな商品やサービスを紹介したり勧めたりすることが可能です。そこで、範囲は非常に広くなりますが、現在先輩看護師が体験しているいくつかのケースをご紹介してみましょう。医療機器メーカーでの営業部員。看護師は病院・診療所でいろいろな医療器具やディスポーザブル(使い捨て)製品を利用して看護に当たっています。製品化していない道具などは、患者さんの状態に合わせ、自分でつくったり工夫したりして看護に当たっている人も多いのです。それらの作品のいくつかは商品として販売してもいいぐらいの発明もあり、看護の専門書などには「看護用具」の特集が組まれたり、学会などの研究テーマの一つにもなっているくらいです。看護師のこうした体験を基礎にして、商品を販売する側に立った仕事の一つが医療機器メーカーの営業部員です。DODAナース看護師求人サービスの詳細。ある外資系医療機器メーカーではカテーテル(導尿管=手術後や自力で排尿ができないときに使う器具)の販売を看護師出身者が行なっています。販売先は日本の病院ですが、この商品は輸入品なので、製品の紹介書も英語です。したがって、この商品の営業の際には、看護師の経験に加えて英語などの語学の能力も必要になってきます。販売の際には、いままでの看護知識を縦横に駆使して、使う側の病院の看護師に説明するわけですから、専門家同士の行き届いた交渉になります。まだ数としては少ないケースですが、このように一般企業の営業の最前線でも看護師の能力を必要としているのです。